販売という仕事において笑顔がいかに大事かという理屈がわかり、加えて笑顔でいるための方法論を知っても、なかなか笑顔が出てこない人もいます。そんなときは根本を掘り下げるというか、徹底的に自分の気持ちを確認していくしかありません。あなたの部下がそうであれば、話し合いを重ねて本音を知る必要があります。笑顔になれない人は、おおよそ4つのタイプに分けられます。笑顔が出ない理由を尋ねると、次のようなことを挙げます。「仕事が楽しくないから」「自分かやりたいことはいっぱいあるのだけど、それができなくて……。何でできないのかという自分に対する怒りやくやしさがあって、充実していないのです」「仕事のことはひととおりわかってしまったから、あまりおもしろくなくて……」あとひとつ、何も考えていない人もいます。私は、こういう人たちにはこんな話をします。「人と接するこの仕事が本当に好きなのかしら?原点に戻ってもう一度、自分自身で確認してください。それで、やっぱり好きだというのなら、この仕事を楽しめるように努力をしましょうよ。仕事を楽しめないと成長しないのだから」「この仕事の醍醐味は、お客様に幸せになってもらうことです。こういう仕事だという自覚がないと、笑顔は出てきません。自分が笑顔になれないのに、お客様を笑顔にしてさしあげるなんてできるわけがありません」これで、ハッと気づいて目覚めてくれる人もいます。それでも笑顔になれない人は……。この仕事が向いていないと言わざるを得ません。