男性としての価値をうんぬんする際、重要な要素に金ばなれのよい人かどうか、をあげる人がいます。金ばなれのよい人、すなわち気っぷがよくて男らしい人であり、金ばなれの悪い人イコール、ケチな男というぐあい。でも、実際に世の中の男たちを、単純にこの二種類に分けて考えることができるものでしょうか。私は、どんな男でも、必ずケチな面と気前のよい面の両方をもち合わせているものだ、と思っています。たとえば、新婚間もない若奥さんが、「彼って人が変わったみたい。恋人時代はいろいろプレゼントをくれたり、デートの費用もすべてもってくれたのに、最近ではプレゼントはおろか、毎日の買い物にまで『ぜいたくだ。浪費しすぎる』なんてケチなことを言うの」などと嘆くのも、男の心理をわかっていない証拠。彼があなたを愛していなくなったのでも、ましてや人が変わったのでもありません男とは本来そういうものです。